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貸切バスの新公示料金の計算方法

平成27年4月1日から、貸切バスの運賃・料金には新公示料金が適用されます。

その計算方法を下記にまとめます。


運賃・料金は以下の計算方法により計算した額を合算します。

(1)時間制運賃

走行時間(出庫から帰庫までの拘束時間)に、
出庫前と帰庫後の点呼点検時間各々1時間を合算し、
それに1時間あたりの運賃額を乗じた額。
ただし、走行時間が3時間未満の場合は3時間として計算します。
フェリー等を使用した場合、乗船から下船までの時間は8時間を上限として算入します。

例)走行時間7時間、1時間あたり4500円の場合
出庫前点検1時間 + 走行時間7時間 + 帰庫後点検1時間
合計9時間 × 4500円 = 40500円

例)走行時間2時間、1時間あたり4500円の場合
出庫前点検1時間 + 走行時間2時間→3時間として計算 + 帰庫後点検1時間
合計5時間 × 4500円 = 22500円

(2)キロ制運賃

走行距離(出庫から帰庫までの距離。回送距離も含む)に
1キロあたりの運賃額を乗じた額。

例)走行距離80km、1kmあたり120円の場合
80km × 120円 = 9600円

(3)深夜早朝運行料金

22時〜翌朝5時までの時間に走行時間及び点呼点検時間が含まれた場合
その時間制運賃に対して最高2割増までの深夜早朝運行料金が適用されます。

例)17時から24時までの走行時間で1時間あたり4500円、深夜割増2割の場合
出庫前点検1時間 + 17時から22時までの5時間
+ (22時から24時までの2時間 + 帰庫後1時間)×1.2
6時間 × 4500円 + 3時間 × 4500円 × 1.2
27000円 + 16200円 = 43200円

(4)交代運転者配置料金

交代運転者を配置した場合、交代運転者の点呼・点検時間と走行時間に
交代運転者は一料金を乗じた額。
(深夜早朝の場合は割増適用)

(5)特殊車両割増

リフトカーなどの改造車両を用いる場合は
時間制運賃及びキロ制運賃に最大5割増までの
特殊車両割増が適用されます。

(6)端数処理

走行距離の端数について、10km未満は10kmとして計算します。
走行時間の端数について、30分未満は切り捨て、30分以上は切り上げとします。

(7)消費税

上記の計算により算出された料金に法定の消費税率を乗じ、
1円単位で四捨五入した額を収受します。

(8)実費負担

有料道路利用料、航走料、宿泊費、駐車料金など、
運賃以外の経費が発生した場合、その実費は別途請求となります。

(9)運行を行わない日の料金

3泊以上の運行で、運行を行わない日があった場合は
時間制運賃8時間分の料金が、その日の料金となります。




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