監査で重視される事項
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1 |
事情計画の遵守状況 |
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2 |
運賃・料金の収受状況 |
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3 |
損害賠償責任保険(共済)の加入状況 |
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4 |
自家用自動車の利用、名義貸し行為の有無 |
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5 |
社会保険等の加入状況 |
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賃金の支払い状況 |
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7 |
運送引受書の作成・交付・保存(貸切バスに限る) |
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8 |
運行管理の実施状況 |
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9 |
整備管理の実施状況 |
臨店監査の場合はこれらのことを証明する書類を見られます。
呼び出し監査の場合は指定の自己点検表の提出を求められます。
監査のために備え付けておくべき書類はこちらにまとめてありますのでご参照下さい。
例えば「2」の「運賃・料金の収受状況」については
運送引受書や乗務記録などと、請求書や領収書などの書類を
見比べてきちんと料金の収受が行われているかを見られます。
近年は「乗務時間等告示の遵守違反」や、それに伴う「乗務記録の改ざん」で
行政処分を受ける例が頻発していますので
(上記の表で言えば「8、運行管理の実施状況」に係る部分です)
日頃から乗務員の方の乗務時間は法令に従うように心がけて下さい。
また、「点呼義務違反」「指導監督義務違反」など、
他にも乗務員管理についての行政処分が多くなされていますので
コンプライアンスを遵守なさるようにお願いいたします。
また、平成27年4月1日以降は旅客運賃の改正がありますので
運賃・料金の収受状況が重点監査項目になる可能性が強いと思われます。
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